主演 植野葉子
「ちいちゃんのかげおくり」
８月８日にこの舞台を拝見しました。
第二次世界大戦の空襲の中
命を落としていく物語です。
どこまでも響き渡る植野葉子さんの声で
当時の子供たち、
そして善良な大人の気持ちが
見事に再現されています。
どんな行動をとったか
どのような気持ちで助け合い
そして天に召されたか。
目の前に、はっきり映し出される
リアルな悲劇。
私は母が東京大空襲を経験しているので
幼い頃からその悲劇を聞いて育ちました。
一面に広がる焼け落ちた家々、
そして無数の無惨に失われた命。
生き残った母達は
雨戸に一人一人乗せ
何か所かに山に積み上げ
火をつけ、そのたくさんの失われた命に
手を合わせ、祈ったそうです。
私はギリギリ、そのことを知る世代ですが
忙しい今の時代、
そんな昔のことを知っている大人は
少なくなってきております。
植野葉子さんは数多くの小学校などで
この公演をしているそうです。
こうした大人がいることは有難いことですね。
星の動きでも動乱の時期に入り
多くの改革が進められてきました。
ですが９月に入ると逆行を始めた星たちが
少し前の状態に戻し、
来年２月に順行に戻ると
その勢いを増し最終段階に入ります。
皆様にこの舞台を観て頂き、
当時の子供たち、大人が
どのような気持ちになって
この世を去っていくのか
知っていただきたいと強く願います。
このような思いは、
もう誰にも経験させてはいけません。
もっと多くの場所で広めて頂きたいと願います。
