先日、神奈川県横須賀市の市役所に
70~80代の男性が訪れ
リュックサックを職員に手渡し
名乗らずに去っていったそうです。
リュックの中には一通の手紙と
現金6000万円。
手紙には、このお金は小学1年から
貯めたものと書かれていました。
横須賀の市役所では寄付金として扱うそうです。
この記事を読み、
この世も捨てたものではないな、
こうした人がいるのだと心温まりました。
そこで思いだしたのが人間の欲求を5段階に
構成させたマズローの法則です。
これは5段階に分れていて、
第1段階 生理的欲求
最低限生命を維持したい(食欲・睡眠欲・性欲)
第2段階 安全の欲求
少しでも安心できる環境で暮らしたい。
第3段階、社会的欲求
何らかの社会集団に所属して安心感を得たい。
第4段階、承認欲求
集団の中で高く評価されたい。
自分の能力を認められてたい。
第5段階、自己実現の欲求
自分にしか出来ないことを成し遂げたい。
自分らしく生きたい。
私達の欲求にはこのようなステップがある、と
マズローは言っています。
そして、晩年、そこにもう一つ付け加えました。
6番目に、「自己超越の欲求」です。
これは、人の役に立ちたい、というものです。
人の役に立つことが最終的な幸せ。
そういうものなのですね。
男性が小学1年から貯めたお金。
ステキな形で皆さんのお役にたちますように。